2012年

9月

06日

ブログ

消化に関係する臓器のお話を紹介いたします。頻繁に怪我をするのが 、そういう星の下に生まれたせいだとすれば、特殊な汗が出るのは特異体質か。始めて気が付いたのはわりと最近。

 

ジョギングの後に自分の汗の匂いがアンモニア臭いのに気がつきました。おしっこの匂いとまでは言いませんが、アンモニアの鼻をつく刺激臭です。

以前からアルコールの飲み過ぎが気になっていたところだったので青くなりました。汗がアンモニア臭いということは、消化器官が上手く働いていない証拠だと思ったからです。

 

肝心要というように、肝臓と腎臓はどちらも身体にとってはなくてはならない臓器(心臓他もですが...)。盲腸のように、進化の過程で不要になったのか、あるいはその役割がまだ謎なのか 、取り出しても大丈夫そうな部分もありますが、肝臓と腎臓はそうはいきません。

 

どちらも消化には欠かせず、それがないと身体中に毒が回ってすぐにアウトのようです。しかもそのどちらも沈黙の臓器と呼ばれて自覚症状が出た時は既に手遅れとなってしまっているという我慢強くてしぶとい臓器だそうです。

 

今日の医学では普段から飲み過ぎの人の場合、肝臓がやられていると、検査をすれば肝機能の数値でその状態がすぐに分かります。GPT(ALT)値というのがあって、その値が50以下なら正常、100までならまあ許せるものの自粛。100~200肝障害、200を超えると肝炎や肝硬変などのかなり深刻な状態です。

 

肝(臓)硬変にまでなってしまってはいかんぞ~と言うくらい、もう治すことができないという厄介なもの。汗がアンモニア臭い位だから、ひょっとしたらもう肝硬変?と、青ざめて直ぐに検査に行きました。

 

出てくる検査の結果の数値は200前後?と、半分諦めていたところ、その値は何とわずか22。安心を通り越して拍子抜け。ホッとしたのも束の間、今度は腎臓が怪しくなりました。インターネットで色々と調べてみると、体内に入ったアルコールの処理は肝臓でも、オシッコの処理は腎臓のようです。

 

腎臓も生命を維持する上で欠かすことのできない臓器。 糖尿病や腎炎、高血圧などで腎臓の...  などと、いろいろと書いてあるではないですか。ますます青くなって調べてみるものの、どこにもその例が出ていません。

 

「おしっこ」、「アンモニア臭」、「腎臓」などのキーワードでかなりいろいろと探すものの、どこにも出ていません。ドイツのお医者さんまで一緒になって調べてくれたのですが何も見つからず…

 

で、そうこうしているうちのある晩に、6歳の息子が横で一緒に寝ていてアンモニアの匂い。「あ、やられた!おねしょだ!」と思ったのですが、臭ってくるのはどうやらパンツの方からではなくて頭の方から...?

 

変だな~、と思いつつもよく見てみると、頭に汗をかいています。そしてその汗の匂いが覚えのあるアンモニア臭。

あ~っ、こいつもだ~!

 

というわけで、これは遺伝性の特異体質なんだと今は自分勝手に解釈しています。オシッコのアンモニアとちょっと違うのは、オシッコの場合は乾いても相変わらず臭いですが、この汗のアンモニア臭は乾くと消えます。

もしどなたかこの症状のことをご存知の方がいらしたら教えてください。

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