キャベツ、ブロッコリーで世界中の人が健康に!

 

良い(健康的な)食事とは?

キャベツの仲間の不思議な力

 

 

ドイツのシュピッツコール(とんがりキャベツ)
ドイツのシュピッツコール(とんがりキャベツ)

 

最も良い食べ方は、食べるべきものを食べること、そして腹七~八分目に食べることです。

 

例えば玄米と並んで健康食の代表であるキャベツ類(キャベツやブロッコリーなど)。キャベツ類が胃腸に大変に良い食べ物であり、それを規則的に食べていると整腸効果でとても健康になります。

 

キャベツ類を食べ始めると、一週間もしない内に下痢や便秘が治ってしまいます。キャベツ類などの野菜の繊維は便秘も下痢も解消してしまうのです。

 

スパーニッシュ(スペイン)コール(キャベツ)
スパーニッシュ(スペイン)コール(キャベツ)

人間は、赤ちゃんの頃にはお腹の中に善玉菌が7割くらい存在して、それが歳を取るにつれて段々と減り、その代わりに悪玉菌が増えるそうです。

 

わずか数日で下痢が嘘のように治ってしまってびっくりしたら、是非インターネットや本でご自身で色々と調べてみてください。

 

その手間を省きたい方は、このサイトの右側の、キャベツの不思議をクリックして出てくるページの、”驚くべきキャベツの素晴らしさ”(ワードファイル) をダウンロードして読んでみてください。その驚くべき内容をまとめてあります。

食べ物がよければ病気が治り... 記事全文
Kyabetsu 4.jpg
JPEGファイル 1.2 MB
ヴァイスコール(白キャベツ/ドイツの本キャベツ)
ヴァイスコール(白キャベツ/ドイツの本キャベツ)

 

キャベツの良さには実は昔から定評がありました。古代ローマの時代や、それ以前の古代ギリシャの時代にも、キャベツが胃腸の調子を整える健康食として食べられていた記録が残っているそうです。

 

キャベツにそれほどの長所があることを知ると驚きますが、実は日本では揚げ物やコロッケなどの脂っこい食事には昔から必ずキャベツの千切りが付いています。

 

ドイツでも肉料理にはザワークラウト、アメリカでもステーキにコールスローが付いています。実は世界中でキャベツの効力は昔から伝わり続けているのです。

 

その効力は、下痢・便秘を治してしまうだけではなく、花粉症、皮膚の弱さなども治してしまい、さらには風邪などの病気に対して強くなってしまうことです。腸内環境が改善されて免疫力が高まるからだそうです。

 

 

注意: 世の中十人十色です。それでもキャベツは

自分には合わないという人がいても不思議

ではないと思います。

 

 

石原博士の健康漫談 4/6

8:00 分目からに注目!

1/6     2/6     3/6     5/6     6/6

 

これらの驚くべき効果は、マクロビオティクスにも行き着きます。なぜマクロビオティクスがそんなにいいのでしょうか。なぜマクロビオティクスは癌さえも克服してしまうのでしょうか。

 

それはマクロビオティクスでは、人間がその誕生以来ずっと食べ続けてきたものを食べるということだからではないでしょうか。人間が元々食べるべきものを食べて腸が改善されて、その結果として免疫力がアップするからではないでしょうか。現代人は元々食べるべきものを食べずに身体を悪くしているといえないでしょうか。

 

人類は少なくとも数万年以上も前から数万年前まで、つまり何と数百万年もの長い間、ずっと自然のものを食べ続けてきました。そういうものをずっと長く食べ続けてきて、私たち人間の身体は進化の結果として出来上がったわけです。

サメは人間や草食動物のように何度も何度も食べ物を口の中で噛むということはしません。いえ、できないようにできています。だから歯はあのように上下ギザギザになっていてち切るだけの機能。

 

トラやライオンなどの猛獣の歯もそういう意味では似たものです。それに比べて牛や馬、やぎなどは食べている草を口の中で何度も何度も噛んでいます。

 

つまり長い年月の間に食べてきたものが歯をそのように形作った、進化させたと考えられると思います。数百万年の間、木の実や果物、昆虫を食べてきた、そして最後の1万年ほどは穀物を食べてきたから、現在の人間の歯の形ができたといえないでしょうか。

そしてそれは歯に限らず、胃や腸などの内蔵などもずっと食べ続けてきたものに合わせて進化したとは考えられないでしょうか。あごも、過去数万年の間に火を使った温かいものを食べるようになってから小さくなったようです。

 

平たいお皿によそられたものを食べることができない鶴と、細長い入れ物に入ったものが食べれない狐のイソップ童話のお話しではありませんが、歯や内臓だけでなく、口の形や体型もその長い年月の生態にもとづいて進化したと思います。

 

肉と野菜の腐り方を比べると著しい差があります。肉はその辺に放っておいて腐ると大変臭くなりますが、野菜はそれほどではありません。人間がそれらを食べた後に、お腹の中でも似たようなことは起きています。

田舎道には時々牛馬の糞が落ちていて臭い匂いがしますが、もしあれが、あれだけの量で肉食動物や人間のものであったとしたら、とんでもない臭いのはずです。授乳だけの赤ちゃんのウ○○は全然臭くないのと逆です。

 

西洋人は日本人よりも腸が2割ほど短いそうです。日本人よりも長い間肉を食べ続けてきた彼らの腸が、腐りの激しい肉を少しでも早く体外に排出しようということで腸が短くなろうと努力した進化の結果だとは考えられないでしょうか(おもしろ医学歴史も合わせてご覧下さい)。

花粉症は戦前というか、数十年前はなかったそうです。それは食生活が変わったからだと考えられないでしょうか。実際にそうだと考えている、その方面の人たちが多くいます。

 

日本人が一般的に肉を食べるようになったのは、まだわずかこの数十年の間です。そして保存料や着色料などをふんだんに使った加工食品、インスタント食品、冷凍食品が出てきたのもまだ比較的最近です。江戸時代の日本人は、魚もさることながら米やあわ、ひえなどの穀物を主に食べていました。

そういう食べものに慣れ続けてきた身体に、腐りのひどい肉や消化する能力もないのに牛乳、そして自然に反する保存料や着色料を使った加工食品を食べたら身体が悲鳴を上げるのは当たり前といえないでしょうか。

 

その悲鳴、危険信号として身体から出されるサインが便秘、下痢、花粉症、アトピー、鼻炎などではないでしょうか。科学保存料などを使って長く持たせられるようにしたものは自然に大きく反しています。

 

いい色に見せるための着色料なども同じです。自然に反したものにいいものはありません。つまり今まで人間がずっと長く食べ続けてきただろうと思われて、しかも新鮮であるものが体にいい食べ物です。それがマクロビオティクスを世界中に普及させた桜沢如一さんがいうところの良食です。

 

よってやはりキャベツや野菜も生で食べるのが一番いいようです。調理をしてしまうと、野菜に含まれているビタミンB1や、C などが熱でやられてしまうためです。そしてよく噛むことも大事です。

食べたものは胃酸によって胃で消化はされるものの、歯でよく噛んで胃に送るのとそうでないのとには胃のお仕事に大きな違いが出てきます。マクロビオティクスでも回数多く噛むことを薦めています。

 

人間が最も多く持つ歯、臼歯は元々何度も噛むように作られているのであのような形をしているはずですが、多く噛むことによって唾液が多く出て噛んでいるものが甘くなって味もよくなります。

 

甲田光雄医師の小食健康法 1/6

 



2/6    3/6    4/6    5/6    6/6

 

目からうろこの健康の実態。あの有名な西式健康法をさらに改良した医学博士、元日本綜合医学会会長、元甲田医院院長、甲田光雄医師のユーチューブビデオですが、音声だけなのでラジオのように聞けますら、何かの単純作業をしているときにでも、是非一度お聞き下さい。
 

今からもう30年以上も前にアメリカでマクガバンレポートという、病気と食生活に関する国民のための国家レベルの調査が行われたそうです。低所得層の飢えが社会問題となっていたのがその理由だったそうですが、調べが進むうちに人間の病気や死因が食生活に大きく関わっていることが分かってきたそうです。

 

そして食事には、全粒穀物、果物、野菜、鶏肉、魚、低脂肪乳を増やして、肉類、バター、卵、脂肪、砂糖、塩分を減らした方がいいという結果が出ました。それってほぼ戦前の日本人の食事、あるいはマクロビオティクスです。

冷蔵庫のない昔は干物や燻製、漬けもの、発酵食品が唯一の保存食でした。それらには善玉菌がうようよしていて身体にいいものばかりです。


そしてそれら以外はすぐに食べなければ腐ってしまうので、昔は鮮度の高いものか、あるいは発酵食品のみの身体にいい物だけを食べていたといえます。

 

それがその後、見せかけだけ鮮度の良いもの、しかし本当は身体によくないものがこの数十年間の間で食べられ続けてきました。快適を求めた結果としてそうなってしまいましたが、そこでは営利を目的とする各メーカーの売上優先主義も強く影響しています。

 

冷蔵庫や冷凍庫の開発・販売競争もそうですが、冷凍食品や加工食品の開発・販売競争もそうです。いかに楽をして食事を取れるか。買いだめをして冷蔵庫や冷凍庫に保存して電子レンジで暖めるだけですが、それらの食品は身体にいいものなのでしょうか。

もし、いつなんどきでもお腹が一杯で肥満傾向にある場合、脂肪という不要なものが身体の調子を落とし、さらには身体の中で異物(つまり病気など) と戦ってくれるはずの白血球も満腹状態で異物を処理しようとしないのではないでしょうか。

 

血管の中でも、不要なものが増えれば血行が悪くなるのは目に見えています。からだの脂肪も同じです。不要なものは無い方がいいのです。

小食を続けていれば、白血球も常に飢え気味。腹を空かした野獣のように、異物を見つけてすぐに襲いかかって処理してくれると思います。人間は細胞のかたまりです。自分が飢えずに満足していれば、それは白血球も同じことだと思いませんか?

 

内視鏡の専門医によりますと、マクロビオティクスや ベジタリアンの人達の胃腸の内側の壁は、それはきれいな色をしていて表面もすべすべ、つるつるしているそうです。

 

それに比べて肉食、悪食の人達のそれは色も悪くて表面がでこぼこでいつどこにポリュープができてもおかしくないような状態だそうです。それを聞くと西洋人の腸が一生懸命頑張って(?) 2割も短くなったのが理解できるような気がしてきます...笑。

身体にいいものを食べて腸を改善すれば、ポリュープができにくくなるだけではなくて、善玉菌が増えて免疫力がアップし、癌さえも治してしまうのは当たり前のことのように思えます。

 

ページの中央にある、甲田光雄医師のビデオをお聞きになると分かりますが、数百万年の長い人類の歴史の中で、人類が始めて経験する飽食が原因となる多くの病気は、絶食・小食することによって自然消滅してしまうようです。

 

絶食することによって、宿便だけではなくて体中の毒素が消滅してしまうようです。甲田医師が言うように、少食は殺生を少なくするので生き物を愛することになり、自然の摂理にかなっているというわけです。

 

腸の状態がものを言う免疫力!



 

ではなぜ人間の身体は減食・飢えには強くて(慣れていて)、食べ過ぎ(飽食)には弱いのでしょうか?それは飽食というのは、わずかここ数十年の現代人が初めて経験することだからのようです。

 

それ以前の何十万年、何百万年もの間、私たちの先祖たちは、他の動物たちと同様に食事を得ることだけがイコールその人生でした。食事を得るためだけに毎日生きてきたのです。

 

食事に困らなくなり、いわゆる飽食の時代となったのは、戦後わずかなこの数十年のことです。それまで人間は食べることに大変でした。何十万年、何百万年もの長い間にその飢えを経験し続け、身体は飢えに慣らされてきていますが、飽食を経験するのは初めてのことなのです。

 

実際にも、空腹のために血糖が下がると、それを上昇させるホルモンには、アドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴン、サイロキシン、コルチゾールなど10種類ほども存在しますが、過食のために血糖が上昇し過ぎた時にそれを低下させるホルモンはインスリンたったひとつしかありません。

インスリンの働きが異常になる糖尿病なども、過食・飽食に慣れていない進化の結果としての人間の身体の悲鳴ではないでしょうか?

 

1935 年、マッケイ博士が「低栄養が動物の寿命を延ばし、腫瘍の発生を抑える」ことを発表して以来、欧米の栄養学、医学の分野では、1940年代から、 「30~40%のカロリー制限をした動物の寿命は、自由摂食動物に比べて格段に長く、癌などの加齢関係疾患の発症や生体機能の低下が遅くなる」という研究 が数多く発表されています。

 

アメリカのボルチモアにある国立老化研究所(NIA) では、回虫からサルまでの動物実験で、「カロリーの摂取を抑えると、長生きをする」という結論に達していますが、「摂取カロリーを60%に抑えると、寿命は50%述べる」ということが分かっているのです。


分かったようなことを色々と書いてすみません。でも実はこれ、決して私がマスターできたから貴方・貴女もどうぞとかいうようなわけではなくて、何とかマスターできるようにと、常日頃、自分自身に言い聞かせ続けていることなんです...


”良い食事とは” を読んでくださりありがとうございます。もし多少なりとも感じられるところがありましたら、是非続けて良い運動も合わせてご覧ください。そして良い考え方や、良い睡眠 まで全部で4つあります。4つ合わせて行なうと、かなり意味のある健康の4原則です。