天は二物を与えず

天は二物を与えずといいますが、絶対に嘘(笑)。 オリンピック選手(そのスポーツでの類まれな才能)でいい女もいればいい男もいるし、頭のいい人もいるし... そしてこんな私にも与えられたものがあるようです。 嗅覚と触覚というか皮膚感覚です。 頭、目、口、耳、顔、足、足癖、寝相、姿勢、人、腰、出来、ひざ、意地、性格、根性、あきらめ...等、悪いところばかりの私ですが、嗅覚と皮膚感覚の二つだけはいいようです。 

 

嗅覚は、例えば煙の匂い。 焦げ臭い匂いに気が付くのはいつも一番最初。そういう意味ではその方面での危機感知には長けているといえるので、いつか何か人のお役に立てることがあるかも(笑)。もし身近でひっそりと火事が起こったら最初に気が付くのは私だと思います。小さな子供のオムツの取替え時期にも敏感にすぐ気が付くのでお尻がただれなくて便利(笑)。 

 

でもその短所もあって、汗臭い人やおならの匂いなどが、分からなくてもいいのにすぐに分かってしまいます(笑)。嗅がなくてもいいものまでついつい気が付いてしまう... 足の匂いとか。その点うちの奥さんはそれが鈍いので音さえ出さなければオナラも大丈夫(笑)。 

 

そして皮膚感覚ですが、手で物を触った時の感触でその物体の汚れ状態が分かってしまうのです。つまり触ったものがきれいか汚れているかが一発で分かります。車のハンドルなどはテキメン。人の車に乗ってそのハンドルを触るときれいか汚れているかがすぐに分かるのですが、汚れていると感じてウェットティッシュで拭いてみるとドンぴしゃり。ハンドルを拭いたウェットティッシュが汚れています。

 

うちの奥さんの専用車に乗る時はしょっちゅうウェットティッシュで拭かなければなりません(笑)。でもそれって何の役に立つのやら... 人はその長所を伸ばすために生まれて来たと言います(?)が、これって何かの役に立つのでしょうか... 逆に握手の時に気になってしかたがないだけなのですが...(宜しければ11月6日の握手のところもご覧下さい(笑)。 (アインシュタインが当時日本を訪問した時に、(握手をしない)お辞儀の文化にいたく感心したそうです...

 

追記:皮膚感覚がいい?(= 敏感 ?)な短所としては皮膚の弱さがあります。良い食事のお陰で腸がかなり改善されて強くはなったものの、乾燥した冬は特にすねの周りと指のささくれのできる辺りにスキンクリームが必要です。そして利尿効果のあるビール、日本酒を飲んだ夜中、ささくれのできる辺りがバリバリになってしまいます。バンドエイドを長く貼ると粘着テープの部分が赤く腫れてしまいます。世の中長短表裏一体...